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ストレスに強くなるのに取り組むべきストレッサーチェックシート

会社で義務付けられているストレスチェック制度、皆さんご経験ありますでしょうか。会社で実施するストレスチェック制度は、ストレスの度合いを測り専門家へつなげる役割を果たします。

しかし、ストレスチェック自体によってストレス要因を特定することは通常できません。

そこでストレッサーチェックシートの活用です。事前に用意したシートを活用することによってストレス要因を簡単に見つける(気づける)ことができるようになります。

 

ストレッサーチェックシートとは

ストレッサーチェックシートの特徴は、「自分のストレスになっているものってなんだろう?」を何もないゼロの状態から考えるのではなく、あらかじめ列挙されている項目から連想してストレス要因を思い出すことにあります。ストレッサーとはストレス要因のことを指します。

例えば、週末の毎週金曜日にストレッサーチェックシートを実施することで、ストレス要因を把握することができるのでそれに応じた対処を講じることができます。そうすることによって、「ストレス発散の苦手だった自分から「ストレス発散が得意」と言えるようになります。

 

ストレス要因を特定しただけでストレス要因を放置しておくことは好ましくない状況です。ストレス要因を特定したうえで、ストレスコーピング(ストレス要因の対処法)を考えていくまでがセットになります。

ストレス対処が遅れてしまうとその分ダメージは続きますから、体調不良の原因になりかねません。ストレス要因に早期に気づくことによって早期対処を実施します。

 

 

ストレッサーチェックシートの一例

ストレッサーチェックシートは自分の状況に合わせてカスタマイズすることも可能ですが、下記に示す一例として作成したものを使用しても構いません。

 

連想して思い出すために網羅的に書かれていることも重要なポイントとなりますので、不足分は個人に合わせて付け足すかオリジナルのものを作成していってください。具体的なストレス要因を書き出すということも大切ですので、メモ欄を活用してください。

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ストレスコーピングの種類

ストレスコーピングの種類には諸説ありますが、代表的なものを挙げます。

ストレスコーピングの種類

問題焦点コーピング

問題焦点コーピングは、ストレスや問題の原因を直接解決しようとするアプローチです。
この方法では、問題を分析し、具体的な行動計画を立てて問題を解決しようとします。

例:
仕事の締め切りが迫っている場合、スケジュールを見直して効率的に仕事を進める。
人間関係のトラブルがある場合、当事者と直接話し合いを行う。

 

社会支援探索コーピング

社会支援探索コーピングは、他人からの支援や助言を求めることでストレスに対処する方法です。
友人や家族、同僚、専門家などに頼ることが含まれます。

例:
家族や友人に助けを求める。
専門機関に問い合わせを行う。

情動焦点コーピング

情動焦点コーピングは、ストレスや感情的な反応を管理・軽減しようとするアプローチです。
この方法では、感情を整理したり、気持ちを落ち着けたりすることに焦点を当てます。

例:
カウンセラーやセラピストに話を聴いてもらう
気持ちを紙に書き出して整理する。

 

認知的再評価コーピング

認知的再評価コーピングは、ストレスを引き起こす状況に対する認識や解釈を変えることで、ストレスを軽減しようとする方法です。
このアプローチでは、ネガティブな状況をポジティブに捉え直すことが含まれます。

例:
多角的な視点で自己分析する過程で認知の仕方を変える
カウンセリングを受けるなかで認知の再評価を行う。

 

気晴らし型コーピング

気晴らし型コーピングは、ストレスを引き起こす問題や状況から一時的に注意をそらすことで、心を休める方法です。趣味や好きな活動に没頭することが含まれます。

例:

ストレスを感じたときに映画を見る、音楽を聴く、運動をする。
散歩に出かけてリフレッシュする。

 

これらのコーピングスタイルは、状況や個人の性格、ストレスの種類によって使い分けられます。効果的なコーピング方法を見つけることで、ストレスに対処しやすくなり、全体的な満足度が向上します。

 

まとめ

ストレスチェック制度は、社員のストレス度を測り、必要に応じて専門家へつなげる役割を果たしますが、ストレス要因の特定までは難しい場合が多いです。

 

そこで、ストレッサーチェックシートを活用することで、個々のストレス要因を簡単に把握し、適切な対処法を見つけることができます。

 

これにより、ストレス発散が得意になり、早期対処によって体調不良を防ぐことができます。効果的なコーピングスタイルを見つけることは、ストレス管理と全体的な満足度向上に繋がります。